読了時間2分。

愛知地域会

報告「世界の建築家はどう働くか-イギリスの実務から-」

報告「世界の建築家はどう働くか-イギリスの実務から-」

7月31日開催   会場 東海支部会議室   参加者 32人(会場14人・オンライン18人)

講師 小山 光 氏(JIA正会員〈関東甲信越支部〉、英国登録建築家、英国王立建築家協会会員、株式会社キー・オペレーション代表取締役)

小山氏は、日本と英国で建築を学び、英国での実務経験を経て建築家資格(Architect)を取得された後、東京を拠点に活動されている。今回のレクチャーでは、英国の建築家資格制度や職能、実務の実態について、日本との違いを交えながら紹介いただいた。その違いの多さ・大きさに驚くとともに、英国のArchitectとその職能団体が社会から信頼されている理由を知ることとなった。

1.英国のArchitectはARBに登録され、名称独占により、その資格には高い専門性と倫理性が求められる。一方、業務独占ではなく、専業・兼業を問わず資格を取得・登録できる。

2.職能団体である英国王立建築家協会(RIBA)は高い社会的信用を背景に、Architectの資格取得に必要な教育・実務経験などのプロセスを担っている。

3.Architect資格の取得には、通常8年にわたる教育と実務経験が必要で、2回の教育課程と2回の実務経験を経たうえで、試験に合格する必要がある。

4.プロジェクトは六つの専門分野に分かれ、それぞれの専門家が発注者と契約を結び、業務と責任を分担する。

5.業務は、RIBAワークステージ0から7まで体系化され、事業企画から竣工後 の評価まで幅広く関わる。

※掲載資料は小山氏より提供いただいたものです。

詳細は東海支部機関誌ARCHITECT 10月号に掲載予定